金沢大学人間社会学域・研究域
受託事業
事業報告
本事業では,各機関と連携し,日本語教育実習・インターンシップを充実させることが目標の一つとなっています。
金沢大学国際学類日本語教育プログラムでは,日本語教育実習,インターンシップ,地域の支援団体の紹介などを通して,学生が実践的に学べる多様なフィールドを提供しています。
その一環として,2024年度より,日本語まなびサポート北陸の子どもスタディサポートに受け入れていただき,日本語教育実習(児童・生徒)を開講しています。2025年度も10月から2月までの予定で,国際学類の学生3名が受講しています。
初回(10月11日)と第2回(10月18日)は,日本語まなびサポート北陸の深澤のぞみ先生(日本語まなびサポート北陸代表理事,金沢大学名誉教授)より,ガイダンスと研修,活動見学を実施していただきました。研修では,当事業において日本語まなびサポート北陸の皆さんのご協力も得て作成した「外国人児童生徒への学習支援者養成やスキルアップのためのオンライン講座」を使用し,受講生がサポートに関わる基礎知識を学びました。
現在は,実際に,外国につながる児童・生徒に対して教科支援や日本語学習支援を行っています。受講生は,相手の様子を見ながら毎回試行錯誤しており,気づきや学びの多い実習となっているようです。
実習実施においては,日本語まなびサポート北陸の先生方に全面的にご協力いただいています。この場を借りて,日本語まなびサポート北陸の皆さん,教室に通っていらっしゃる皆さんにお礼申し上げます。